人気ブログランキング | 話題のタグを見る

きもの、帯、和装小物、和雑貨を販売するインターネットショップうめももさくらのスタッフブログです。コメントなどお気軽にどうぞ。※トラックバックのみでコメントなどない場合は削除させていただきます。


by umemomosakura-map
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

藍の工房跡地には

藍の工房跡地には_e0075093_1318098.jpgうめももさくらです。

このブログでもご紹介させていただいた藍染め商品、お出かけに使えるおしゃれなエコバッグの販売は明日14日(金)までとなります。
敬老の日のプレゼントとしてもおすすめですので、ぜひご覧くださいませ。


>>藍染めストール、コースターなど

>>エコバッグ、かごバッグ

写真の藍染め巾着は今は廃業された藍染め工房のオリジナル生地で作られたものなのですが、藍染めについて面白いお話を聞きました。

藍のお世話は子供を育てるようなものだとか、藍と会話するようにその日のコンディションを見極めるのだとか、藍染めにはいろいろ興味深く神秘的なお話がつきないのですが、今回のは初耳。

なんと藍染めをしていた工房跡地で藍染めを再開すると、うまくいくのだそうです。
どのぐらいの年数かは分かりませんが、空気中に藍を発酵させたり管理したりするのに適した成分が残っているらしい、と。

長年この作物を作ってきた土地で何の成分が多いとか、畑の中に残った農薬の成分がなくなるのに数年かかるとか、土壌に残ってしまったり河川に流れてしまう汚染物質などの話はまだ馴染みがありますよね。

でも空気中に藍が美しく染まるための何か目に見えないものが残っているなんて、意外でした!
(土に残ったものが放出されるのか、そういう過程を経ずに空気中に漂っているのかどうかは私どもには分かりません)

納豆やチーズやお味噌・お酒など、発酵に関わるものはどこかみんな神秘的で奥が深いです。

そういえば先月開催したエコロジーをテーマにしたイベントの時にパーティでお出しした自然派ワインの中に、創業100数十年になるのにぶどう畑に一度も農薬を使っていないというものもありました。

農薬については日ごろ身に付けている繊維製品も例外ではないですし、友禅流しなどきれいな川だからこそ可能だったきものの伝統製法など、環境問題の1つ1つがどれも自分に無関係ではないのだと痛感します。

コメント&トラックバック お気軽にどうぞ♪
(セキュリティ上トラックバックのみの場合はリンク先のチェックをしておりません。コメントのない場合は削除させていただいておりますのでご了承ください。)

不適切と判断した場合は削除させていただきます。ごめんなさい(><)。
by umemomosakura-map | 2007-09-13 13:16 | きものあれこれ