アクセサリーの撮影
2007年 01月 27日
当店をご利用いただいたり、ブログにコメントを下さっている方がビーズを使った羽織紐など、いろいろなアクセサリーを作られているご様子。
せっかくだからきれいに撮影したい!ということだったので当店の撮影方法をちょっとご紹介したいと思います。
今回はきものや帯ではなくてかんざしや帯留、アクセサリーなどの撮影のお話です。
当店も試行錯誤を繰り返したのですが、金属の撮影は
黒→ 輪郭はくっきりするけど商品の色が暗く見える
白い布や紙→ 影が入って全体的に暗い
となってしまうようです。
その点であまりうまくいかなかったのがこちら↓
http://umemomosakura.com/cgi-bin/shop/shop.cgi?user=obidome&tree=2&mg=1756507
↓この商品のようにアンティーク風にいぶしたような感じにしているものなどは特に黒のバッグではくすんでしまいます。
http://umemomosakura.com/cgi-bin/shop/shop.cgi?user=kamikazari&tree=2&mg=0703402
そこでバッグにガラス+ すだれを利用したのがこちら↓
http://umemomosakura.com/cgi-bin/shop/shop.cgi?user=kamikazari&tree=2&mg=0761203
ガラスを挟むことで輪郭がくっきりし、その商品の色の感じが出やすくなります。
下に置くものの欠点もだいぶカバーされました。
↓そうして撮ったのがこちらです。
黒の布でも商品が暗くなりませんし、置きたいものをバックに置けるようになります。
http://umemomosakura.com/cgi-bin/shop/shop.cgi?user=kamikazari&tree=2&mg=0703412
http://umemomosakura.com/cgi-bin/shop/shop.cgi?user=kamikazari&tree=2&mg=0736703
http://umemomosakura.com/cgi-bin/shop/shop.cgi?user=kamikazari&tree=2&mg=0761303
↓こんなふうに商品はくっきり、バックは幻想的にぼかして・・・というのも可能になります。
(多分に画像加工のプロ・リツコ姐さんの技もありますが)
http://umemomosakura.com/cgi-bin/shop/shop.cgi?user=obidome&tree=2&mg=0773702
ガラス板を買わなくても上の写真のようなアクセサリーケース(コレクションボックス)を持っていらしたら使ってみてください。
中に入れて撮るとまわりの四辺(四方向)から影が入るので、ちょっと一工夫。
扉が180度以上開くものなら開いて、下に何か置いて固定します。
扉のガラスの内側(裏側)に撮りたいものを置いて撮影します。
これだと影は一方向からしか入りませんから、アクセサリーのサイズなら十分に使えます。
あとはレースやきもの地などで節や凹凸のあるもの(とりたい物と質感の違うもの)を後ろに置いたりもいいですよ。
↓こんな感じです。< 和柄のZIPPO &スタッフ私物の紬地の帯 >
http://umemomosakura.com/cgi-bin/shop/shop.cgi?user=wazakka&tree=2&mg=0260657
あとこれは当店で撮影したものでないのですがレースを敷いたもの
http://umemomosakura.com/cgi-bin/shop/shop.cgi?user=obidome&tree=2&mg=2716901
室内で撮影するならフラッシュはオフにしてできるだけ明るい環境で撮影するのがおすすめです。
当店はもちろん撮影用のライトや反射板など使用していますが、機材がいらないのはお天気のいい日のベランダやお庭です。
できれば早朝、午前中まででギラギラ日のあたらないところで撮影してみてください。
撮影方法やちょっとしたコツを公開するコンテンツを作ろうか、という話も出ていますが、どうなりますか・・・
(そもそもみなさん見たいかどうか、ですね)
お気に入りの小物の撮影のご参考になれば幸いです。
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by umemomosakura-map
| 2007-01-27 20:18
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